湿原の花に会いに [ドライヴ]
GWに出かけた芸北は八幡高原
ここいらはもともと 太古の時代は湖の底だったところで、湿原地帯になったらしい
昭和のはじめ、植物学者;牧野富太郎博士 が絶賛したというカキツバタの群落があったのだとか・・・
開拓されて当時の状況とは異なるらしいが、貴重な湿原として維持活動が盛んなようです
是非、守って欲しい
近隣の方々の植物の維持管理によりすばらしいカキツバタの群落が 見られるそうです
日曜日に休みが望めなかった6月上旬・・・・・
6月半ばも過ぎてカキツバタの時期にはいささか遅いとは思ったけれど
一縷の望みを持って・・・・
そろそろ ササユリも見られるかもしれない・・・と出かけてみました
今回は尾崎沼湿原方面へ
やはり、カキツバタには遅かった
それに続く花のシーズンに突入してます・・・
きっと・・・・・トキソウも咲いてるよね・・・・間近で見たい花の一つ
こちらでも見られないわけではないが、植生までが遠いのだ
沼に沿う 木道コースを歩きたかったけれど、朝方の雨露が残っているのと、
ここんとこの腰の痛みに絶えかねて断念
入り口付近の整備されたところで楽しむしかありません
ここが一面の花に覆われたら・・・・・・・・
すごいだろうなあ
来年の課題だ
アサザにコウホネも花の時期を迎えて、目にまぶしい黄色が溢れ始めてる
ミズアオイもそろそろ?・・・・・・昔は田の畔に普通に見られた植物なんですけれどね
最近は見ないなあ・・・・・花はホテイアオイみたいな感じ
スイレンは花盛り
そして・・・・・
水辺って本当に生き物の多様性がすばらしい
全ての生き物を知るわけではないけれど
トンボを何種類見ただろう
もしかして・・・・・ヒロシマサナエ?
あたりは・・・多分ハルゼミ・・・・のジュワジュワ・・・・・の大合唱
水辺の木の枝や植物にモリアオガエルの卵塊
イモリに タニシに・・・・・
トノサマガエル・・・
シュレーゲルアオガエル・・・
イボガエル・・・
ニホンアカガエル・・・
きっともっと隠れてる
この中にモリアオガエルが居ます・・・・・わかる?
虫もぶんぶん・・・・・・羽音がするほど
ゆっくりと気持を洗濯したいとき・・・訪れたいそんな場所
でもね・・・・・熊に注意・・・・・・の看板があるの!
1人では出あいたくないね
お次は・・・・・・
コーナーを曲がったら、谷あいに急に現れる要塞のような石垣
都川の棚田
今は杉の植えられたところも石垣棚田のあとみたい
この石積みはお城の石垣建築にも活かされた技術なのだとか
それでは・・・・・来た道を戻り
雲月山へ・・・・・・・・これで うづつき 山 と読むのだそうですが・・・・・
近くの道路標示はUgetsu・・・・の表示
いったいどっちだ?
今まで曇り気味ではあったけれど・・・晴れ間ものぞいてたのに
霧
目的地はこの正面あたりのはずですが・・・・・・・・
みえません・・・・・・
標識に従って、山頂へ・・・・
当然・・・・視界は開けず雲のなか
少しばかりハイキングコースを散策・・・・・
枯れた松ノ木からぼたぼたと水滴の落ちる音にびっくりしたり・・・・・・
カッコー、ホトトギス、ウグイス 等々・・・・野鳥の声に耳を傾けながら
霧の中を歩く・・・・・草原のはずなんだけれど、視界は全く開けない
歩道の側には
コアジサイ、テンナンショウ・・・・・レンゲツツジ
霧の中ならではの美しさも・・・・・
お目当てのササユリは・・・・・・・・香らない・・・・・・
まだ早かったか・・・・・・
あきらめて、山を下りながら道の脇をながめてたら・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・あった・・・・・・・・・・・・
突然の出会いはなにやらうれしい
気品ある香り
おまけに・・・・・・・アサギマダラまで
保護地に咲いているものに出会うよりもうれしかったりする
去年はシーズン最後
今年はシーズン初めのササユリに会えた
群落も見てみたい気はするけれど・・・・・・・・・・
なかなか・・・むずかしいよねえ
おしまいは・・・・
八栄神社の大杉
途中で分かれた幹は
互いの枝をくわえ込み・・・・
根は龍のように地を這い・・・・とぐろを巻く
どうやったら、この命を画像に捉えられるのだろう?
樹の持つ生命力のものすごさを あらためて見せられた気がする
腰が痛いといいながら・・・・・・それでも消えることのない好奇心
今日も一日・・・・・遊び倒し
最後に見つけた高速からの景色
ハートだ・・・・!
微妙だけど・・・・・・
もう一つ手前の木立の切れ目ならきっとならもうちょっときれいに見えたんだけどな
八幡高原へは行ったことがありません。
湿原も中国地方では希少ですね。
たしかに、「気持の洗濯」になると思います。
by yogawa隼 (2013-06-19 06:22)
カエルの大きさにビックリ!
人間の手がほとんど入っていない自然って
普段見かけないものばかりで新鮮ですね、すごいな
なにより自然の生命力に驚かされます
クマさんには気をつけてくださいね
by kokoro (2013-06-19 12:15)
都川の棚田は綺麗な石垣ですね♪お城の石垣より綺麗だ♪
by せつら (2013-06-19 12:19)
わぁ! 大好きなモリアエガエルだ☆
今年は広島へ見に行けなかったのが心残りでした。
かわいいなぁ(*>▽<)y☆
濡れた蜘蛛の糸が神秘的。
by かおりん (2013-06-19 12:26)
カキツバタと花菖蒲の違いがわからないんです・・(^^ゞ
一面咲いたら、綺麗でしょうね~
数年前、きらら浜自然観察公園で偶然アサギマダラの群に出会ったのですが、その時はめずらしい蝶とは知らず、テキトーに撮って帰ったんです
今思えば、惜しかったぁ~
by Michikusa (2013-06-26 07:21)
>yogawa隼さんへ
湿原は中国地方では大変貴重な環境なのだそうです。
私にとって、こんな場所での時間はとても貴重です
by obasan (2013-06-26 08:49)
>kokoroさんへ
今まで地図の上で行って見たいなあ・・・・と思いつつなかなか腰の上がらない方面でした。ずっと見たかった花がいっぱいなの
by obasan (2013-06-26 08:50)
>せつらさんへ
・・・でしょ!
コーナー曲がって目に入った途端。城壁か・・・・・・って思いました。
写真で見た今帰仁城を思い出した
by obasan (2013-06-26 08:52)
>かおりんさんへ
卵塊を見つけたので、樹に近寄ってみたら・・・・いました。
かくれんぼしてるみたいね。
ここにいるときは晴れてたのに、雲月山は霧雨でした
by obasan (2013-06-26 09:35)
>Michikusaさんへ
わたしも知らなかったのですが、花期はショウブのほうが遅いですね
見分け方としては垂れ下がっている花弁の根元付近のさし色の違いが大きいみたいですカキツバタは白、ショウブは黄色、アヤメは靄もやっとした格子状模様・・・といった違いみたいです
来年は満開期に行きたいと・・・・今から考えてます。
でも・・・・ちょうど色々忙しいころなんだなあ!
by obasan (2013-06-26 09:38)